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活動報告

2010年

京都視察旅行〈桂離宮編〉(2010.6.1)

3月11日(木)12(金)1泊2日の視察旅行の盛りだくさん目的の1つは、早春のうららかな陽ざしを浴び午前中は少々肌寒さを感じながらの桂離宮の見学をスタートしました。

桂離宮は八条宮智仁親王により宮家の別荘として創建されました。中央に池を配し書院、茶室があり船着き場を構え回遊式庭園で数寄屋の純日本建築で構成されています。
コースの道は切り石と自然石の組み合わせが真、行、草の言葉で表し、飛び石の変化を楽しみながら池の周りを廻る遊歩道は高低差があり池は姿を消したり見え隠れし峠の茶屋での眺めはまさに絵はがきさながらでした。
メインの書院群は雁行形に連なって建造されています。新御殿には有名な桂棚と呼ばれる違い棚が天下の三棚の1つと称されております。
回遊の道にはパースペクティブ(遠近法)を取り入れ奥行感を出した造りとなっています。
建物、しつらえのここかしこに遊びを取り入れら、我が国の伝統文化の神髄にふれることができ前回来た時と違った目で見ることできました。

NCSCメンバー 安東 薫

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