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活動報告

2012年4月10日 IIDA4月月例会「心を形に・「折形」ワークショップ」(2012.5.1)

4/10(火)マナトレーディングのショールームをお借りして、折形セミナーが行われました。

折形とは日本ならではの、マナーと伝統に沿って金品と一緒に心を包む手法です。紙にも格があり、包む物や状況、受け取る側の格により選定されるといいます。伝統を敬い、尊ぶ心の文化を持つ日本ならではの繊細な心遣いだと感じました。

講師の清水先生はとても気さくで、普段接していないと敷居の高い伝統の世界をかみ砕いて説明くださいました。
伝統を守りつつ現代の習慣に合わせて柔軟に変化している折形の世界に参加者全員がずっと笑顔で興味津津でした。
陰と陽・上と下。お祝いの心と一緒に折り込む気持ち。お悔みと一緒に折り込む気持ち。
折形の向き一つで受け取る側と贈る側が互いの気持ちを伝えることのできる繊細さ。
季節やイベント。TPOで使い分けられる折形は日本人として知っておきたい素敵な伝統だと感じました。
季節に合わせたもてなしの箸置きや、大げさではなくちょっとした金品を包む折形等々、さりげなく手作りで気持ちを込められる折形の魅力にまだまだ習いたい気持ちでいっぱいでしたが、楽しく興味深い時間はあっという間に過ぎました。少しですが、日本の伝統に触れ、日本人ならではの繊細な心遣いに、自分が日本人で良かったと思えたセミナーでした。

しっかり学んだ後には、恒例の交流会です。清水先生を交え、おいしいワインと軽食で更に楽しい時間が続きました。今だからこそ、日本を日本人を見つめなおすことのできる素敵なセミナーをIIDAでたくさん企画して頂けたら嬉しいです。

渡邊あや

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