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活動報告

2011年9月28日 アレックス・カー氏によるセミナー報告
『美しい日本の残像―古民家再生と活用』(2011.11.1)

9月28日、フランク・ロイド・ライト氏設計による自由学園の明日館の講堂において、 IIDA Japan Capter(国際インテリア・デザイン協会 日本支部)主催のセミナーが行われ、155名ものご参加を得ることができ、大盛況でした。

今回のセミナーは2011年度ボードメンバー初の企画セミナーということもあり、講演前には、 角田プレジデントより、ボードメンバーの紹介とともに、日本支部としてのこれからの 活動目標・展望などについての挨拶があった後、日本支部のWebサイトがアメリカ本部で発表された Chapter Awards 2011 のWebsite Development 部門で佳作入賞した受賞報告も行われました。

この度、お招きした講師は日本の文化・伝統・美術に精通されるアレックス・カー氏で、『美しい日本の残像―古民家再生と活用』と題されたご講演は、古民家再生プログラムのみならず、 日本の景観や自然が失なわれていくことに対する警鐘を鳴らされた有意義な内容でした。氏は今回のセミナーにあたり、通常の講演では紹介に留まる、ご自身がプロデュースを手がける 古民家再生に関する実例写真を多数ご用意くださり、それらについての設計指針も含めた詳細な 解説もして頂き、インテリア分野に関わる参加者の方々にとって、大いに参考になったことと思います。

また、講演の最後には、会場となった自由学園・明日館の講堂の事にも触れ、「この素晴らしい会場で、 このような講演をさせて頂き光栄です。」との謝辞を頂き、ボードメンバー一同、喜びとともに、今回のセミナーの成功要因の一つを認識し、これからのセミナー企画に際しての大きな励みにもなりました。

講演後には交流会が開かれ、ワインを片手に参加者の方々の親睦が深められる中、講師のアレックス・カー氏の元へは、順番待ちの列ができる程、多くの方が訪れ、様々な意見交換がなされていました。

今回のセミナーを期に、氏の活動の更なる発展と理解や、参加者の方一人一人の意識改革へと繋がれば幸いです。

11月には、本セミナーと連動した企画として、アレックス・カー氏がプロデュースされた、京都町屋視察1泊旅行も予定していますので、ご参加希望の方は「京町屋に泊まろう!!」をご覧頂き、フォーラム担当宛(forum@iida-japan.jp)までお申し込みください。

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