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活動報告

2012年7月5日 IIDA総会・セミナー&チャリティショップリポート(2012.8.1)

7月5日、日仏文化協会 汐留ホールにて、IIDA japan Chapter 総会・セミナー&チャリティショップが開催されました。

総会では、1年間の活動報告と今期注力する2つの新プロジェクトが発表されました。

東南アジアと日本、それぞれの国のデザイン文化を世界に向けて発信する「和亜プロジェクト」と 東北支援の為のチャリティイベントで得た収益金を未来を担う子供達に届ける「Rainbowプリジェクト」が発足し 新たな展開を見せます。

15時~スタートした、チャリティーショップは、多くの方のご支援で大きな成果を上げる事が出来した。

今回のセミナーは、今大注目のキュレーター 長谷川裕子氏(東京都現代美術館/チーフキュレーター)を講師にお迎えし、 「アート・建築・デザインの新しい関係」について、お話をいただきました。 セミナーは、クリエイティブでとても刺激的なものでした。

アートの世界で試みられた原理を建築やデザイン、アートといったフィールドに流用・引用され 人々に様々な感動を与えています。

中と外が一緒に共有されたガラスの家。壁、柱がない家。浮いているようにみえるテーブル。 カラーコンクリートの住宅。カーテンを外につけ風を感じる空間。レース模様の金網フェンス(かたいけどやわらかい感覚)。 外の環境に合わせ、床が波打つ家etc.....などの事例を通し、

人を引きつけるものは何か?

お定まりの快適ではなく、その人の力を引き出すようなもの。 新しいインスピレーションから何かが湧くというところであり、 わくわくする事、どよめきが人生には必要である事をと教えて頂きました。

現代アートと触れ合う事で、クリエイティブな感覚がとぎ済まれて行く感覚を味わいました。

「分からなさがアートの世界」「分からなさがアートの魅力」
これからの建築、空間デザインに大きな影響を与えてくれるセミナーでした。

【写真をクリックすると拡大します】

有城貞子

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