夏IIDAセミナーは７月２３日、「IIDA Global Excellence Awards」を受賞された山崎健太郎氏をお迎えいたしました。
山崎氏は今年「日本建築学会作品選新人賞」に選ばれていらっしゃいます。

銀座文祥堂6Fにて参加者７０名を超え大盛況のうちに開催されました。

『コミュニケーションが生まれる場所・感情が生まれる空間』をテーマにお話をいただきました。

設計プロジェクトの目的とプロセス、設計後のクライアントの空間の使い方のシュミレーションを念頭に置いてコンフォタブル空間、人の感情に訴える事が出来たか、そして人の感情を動かす設計プランをベースに店舗設計、公共スペース住宅などに生かして手がけていらっしゃいます。

山崎氏の建築・デザインの〝コア"は思いやりであり優しい建築であること。氏の心のヒューマンスケールがぶれないそして優しさが根底にあるのではないでしょうか。

◆質疑応答
　質：心が伝わるにはクライアントへの聞き方などはどうしているのですか？

　答：打ち解けるまで時間をかけて長く話を聞くこと。恋人のように話を聞いて酒を酌み交わすなど。
　　　与えるようでは心は通じない皆で作りましょうという事を掛けている。

更に応答は続きますが途中で終わりとさせて頂きました。

毎回、お招きした講師の方々のお話は人間味溢れて素敵な建築物、スペースが表現され楽しみになっております。
日本人として他に「IIDA　Global Excellence Award」を受賞され方々もお招き出来るチャンスがあれば叶えたいと思っております。

大変充実したセミナーでした。皆様ありがとうございました。

 

フォーラム担当：安東