活動報告
IIDA6月月例会「パレスホテル東京視察」レポート(2016.7.1)

視察は天候にも恵まれ朝早くからでしたが23人の方が集まり、多くの施設を見せていただけ有意義な半日でした。視察後ランチを頂きながら楽しく交流も図れたことも良かったのではなかったでしょうか。
パレスホテル東京は東京のビジネスの中心であり皇居の目の前に位置しています。10年かけて計画立案し3年の歳月を経て建替え4年前に目にやわらかく心を潤す緑と水の風景の中、新生パレスホテル東京としてグランドオープンしました。
【デザイナー紹介】
テリー・マクギニティー
全域で活躍するインテリアデザイン事務所「GAデザイン・インターナショナル」代表のTerry McGinnity氏によるものです。同氏は母国オーストラリアで建築を学んだ後、20数年前に英国に渡り、キャリアを積みました。世界中のラグジュアリーホテルのデザインを担当。1999年、Best Luxury Hotel Refurbishment 賞受賞。
1Fのロビーは桜の季節になると其の借景がもっと素晴らしいことでしょう。皇居のお濠の水と緑が心を癒してくれます。ロケーションは全て最高です。丸の内1-1-1とはなんと響が良い地名でしょう。他には決して真似の出来ないことです。パレスホテル東京はナンバーワンでなくオンリーワンでありたいと言っています。外国人デザイナーは和と洋の融合を巧みにデザインします。
日本人デザイナーの現代風に表現した和のデザインは素晴らしい物がありますがグローバルに日本の和を洋とのコンビネーションで日本の和の美しさを世界にアピールしているのは外国人デザイナーです。日本人にとっては嬉しいことです。ただ、外国人デザイナーに頼るのでなく日本人がもっと起用されるようになりたいですね。
IIDAの「NIPPON DESIGN プロジェクト」も頑張りたいところですね!
プレジデント 小島真知子
写真提供 ARTEMODERNO 小島美礼
