会員の視察・旅行記
【Paris Report 2013 Part3】細井絵理子さん(2013年4月)
Maison & Objet 2013 report 2
パリで開催されるインテリア展示会「Maison & Objet」から、毎回多くの注目を集めるHall 8 「Now」とトレンドブース「INSPIRATIONS」を中心に、写真をご紹介します。今シーズンのINSPIRATIONSのテーマは「vivant(生あるもの)」。中でも私達が生きていくためには欠かせないエネルギー源である「食品」に焦点を当てたElizabeth Lericheのブース「Nourritures Premières」は必見です。今回はHall4の入り口にも彼女がディレクションしたブース「WONDERNATURE」が設置され、新時代のナチュラルをテーマにしたブースとして大きな注目を集めました。
Hall 8「Now」より
【GAN】design by Patricia Urquiola
パトリシア・ウルキオラがデザインするGANのラグやクッションチェアーのシリーズは、今シーズン最も注目したデザインの一つ。カラーブロッグのバランス、クロスステッチなど今シーズンの注目トレンドが詰まったもののひとつです。
【SELETTI】
魅力的な食器や雑貨を生み出し続けるイタリアのブランド。牛型の大きなキャビネットは、今回のトレンドブースでも2カ所で使用される等大注目。
【その他のNow】
老舗から若手作家のものまで、“勢い”のあるデザインやアイテムがそろったNowのブース。注目デザインをピックアップしてご紹介しましょう。
「INSPIRATIONS vivant」より
今シーズンのテーマは「vivant(生あるもの)」。生活を楽しく豊かにしてくれる新しいアートの源を自然の豊かさや活力(生命力)に見出そうとするテーマです。ブースは3つで構成され、「食品」や「科学的実験」「バイオと再構成」「快適さを開拓する」などの切り口で見せてくれました。
【Nourritures Premières Elizabeth Leriche (hall 1)】
【Renaiscience Vincent Grégoire pour NellyRodi (hall 2)】