会員のお仕事
Designer’s House / Designer’s Project
デザイナーの住まい・仕事 vol.4

Warm & Witな家 N邸 特別編
IIDA Japan Chapterメンバーの住まいや手がけた物件を紹介するDesigner’s House/Designer’s Project。
今回は特別編として、前回ご紹介したNさんの新潟のご自宅をご紹介します。
text & photographs: Mina Nemoto
Nさんのご好意により、現在改装中の新潟のご自宅をご紹介頂きます。完成まであと少し. . .という中、Nさんご本人が撮影、文章を寄せて下さいました。
お忙しい中、そして工事中にも関わらず、素敵な写真と文章をありがとうございました。
新潟自宅改装工事 ご紹介
去年秋よりは始まったリノベーションは、冬の大雪、さらに東日本大地震の影響で大幅に遅れ実は未完成。
あと3割ほど残し今も続行中でのご紹介です。アート、インテリア備品なども間に合っておらずインテリコーディネーションはこれから・・・というところで不本意ながらのご紹介です。お許しください。
築約45年のRCと木造との併設の2階建て病院建築物の2FのRC部分のみの改装です。
実家は義父の代から整形外科の病院を開院しています。6年前の中越地震で別棟にあった住宅部分は大きく被災し取り壊しました。改めて建直すか・・・熟慮の結果、頑丈に建残った病院のRC部分の2Fに移設することになりました。
入院病室が並んでいたフロアーは古くから在る空調機器等の配管や1F(病院使用中)との関連など難問載積。基本改装設計プランを友人の建築家M氏に 相談、その後さらなる変更・デザイン全権を私がバトンタッチしての改装となりました。建築・施工は地元のH建築・H氏に請けおって頂きまし た。
コンセプトは米国の「Wホテル」ならぬ「Wハウス」。雪国での長い冬を意識しWarm(暖かな)でWit(心の平静さ)を保てる家つくりでホット感を。プライベート空間の扉にはWarm Colorのバーガンディレッドを取り入れ空間全体のコンセプトカラーにしました。この扉色でフロアー中心を通る全長約20mの長い廊下に変化と面白さを。さらに廊下両側に配置されている部屋を用途機能に合わせて間取り変更し各室の充実を計っています。また南側はずれにあった非常階段のワイドを広げ、さらに段数を増やして勾配を緩め非常口をエントランスにしました。
デザイン上配慮したのは高齢の義母のためのバリアフリーデザインの取り入れ。2Fを住まいとした為エントランスからの階段は電動イス設置、ダイニングとキッチンのパーティション排除、義母室とトイレの近接、手摺設置(未完)等々。プライベートルーム各室はカラーで命名しRed Room、Brown Room ,Pink Roomとし、それらの色がKey colorとなるようにデザインしました。現時点ではRed Room(写真)が完成できており、Brown Room(写真)も肝心なアクセントのファブリックスや備品が間に合っていなくてもう一息状態。Pink Roomは義母の好きなピンクを取り入れデザイン予定です。






(義母用電動イス)

(全長20m廊下)

(廊下アクセントにオリジナルコンソールテーブルとミラー)

(フロアタイルの貼りわけで変化を)





(キッチンとの境界パーティション排除:ユニバーサルデザイン)

(ライン状飾り棚)






(ライティングデスクコーナー)




(ワックスアート)


