from IIDA Japan Chapter
from President 2011
From President(2011.12.1)
今年はいろいろありました。『3・11』に恐ろしい自然災害と原発事故に見舞われ 日本中が震え上がりました。皆「何とかして、少しでも役に立ちたい」と思いました。被災地、被災者を助けたい、日本人として皆が共有した気持ちだったと思います。
そんな中 IIDA Japan Chapter は新しい年度を迎え、アメリカ人のアレックス・カー氏に『美しい日本の残像』というテーマを突き付けられ 我に返った気持ちでした。(→2011年11月度活動報告へ)
確かに周りを見ると 彼の言っていることが周り中で起きています。それで良いのか・・・?? 11月の月例会では『茶室』という日本の伝統文化の神髄ともいうべきお話を聞き 参加して下さった方の中に「宮大工さん」や500年以上の歴史を持つ越前和紙の杉原商店の杉原社長がいらして 交流会での話がはずみ、ますます日本文化への意識、誇りが強くなりました。(→2011年11月度月例会報告へ)
11月17日~18日には アレックス氏プロヂュースの京都の町屋に一泊するという視察旅行を体験し、昔の家の小さいながらも大らかな、豊かな空間造りに感嘆し、満足しました。 紅葉には少し早かったのですが 8人での旅は楽しく、充実した二日間でした。 私は生まれて初めて??京都でスリにあい!!『日本でも やられるのだ・・・・!』と全員で「手綱の緒を締め」なおしました!!(→「京町屋へ泊まろう!!」報告へ)
日本のすばらしい文化を海外に紹介する事を IIDA Japan Chapterの一つの目標にしていますが アジアとのコラボの最初の相手をクアラルンプールに決め このプロジェクト・リーダーに名古屋の松村さんになって頂きました。
若いパワーで積極的に取り組んでいただき 来年から活動開始です。
もう一つの今年度の目標は 被災地への援助です。仙台在住のメンバーとも相談しましたが なかなか具体的な案が出てきませんでした。現地視察も ただの視察では意味がないという事になりました。そして色々討議を重ねた結果 将来を担う子供達に夢を与えるようなプロジェクトがやりたいという事になり これからこれを具体化していきたいと思っています。こちらのプロジェクト・リーダーは真柄さんです。これも来年早々から動き始めるでしょう。
今月も会員が3人増えました。会は益々活性化してきています。毎月の月例会、そして国内、国外での活動が活発になり 忙しくなりそうです。
12月13日にはクリスマス セミナーでお会いしましょう。そして皆様 良い年末、年始をお迎えください。
クリスマス セミナーお申込みはこちらへ(メンバー以外の方もご参加いただけます!)
角田嘉代子
Japan Chapter President
From President(2011.11.1)
半袖にサングラスから次の日はセーターにマフラーといった装いに見られるように 急な気候の変動に戸惑う毎日です。風邪も流行っているようです。気を付けましょう。
今年も残り2か月になりました!!IIDA Japan Chapter の「今年度」が始まり一致団結で走ってきましたが!!良い結果に繋がってきています。9月28日のAlex Kerr氏のForum は大成功に終わりましたが そのご報告が先月載せられなかったので 今月詳しく 写真とともにご報告いたします。 →活動報告「アレックス・カー氏によるセミナー」へ
10月の月例会も企業会員のTECIDO様のご協力で大変充実した内容の物になりました。三井ホームのIC篠原道子さんのセミナーは素晴らしく その後の交流会も20人余りの参加して下さった方々には大変好評でした。報告をご覧ください。 →10月例会報告へ
11月9日に月例会を開きますが 企業会員のIONIA様の代官山のショールームで開催いたします。西大路雅司先生の「お茶室」についてのミニセミナーとIONIA様の新着生地の紹介、その後交流会を予定しております。
既に20人程のお申し込みを頂いております。
詳しくは →11月例会ご案内へ
11月はもう一つ企画があります。 Alex Kerr氏が手掛けられた京都町屋に17日~18日泊まりに行きます。この頃は京都の紅葉も綺麗なのではないでしょうか? きっと楽しい、充実した体験、視察旅行になると思います。これは会員優先です。 先着14名までなので お申し込みはお早めに。 →「京町屋に泊ろう!!」ご案内へ
12月のクリスマスForum も決まりました。12月13日(水)18:30~Neil Warren氏をお迎えしてのセミナーとブフェパーティーです。素晴らしいレストランVoieLacteeで開催します。
詳しい事は →「IIDAクリスマスセミナー」ご案内へ
来年 2012.1.19~25 パリ メゾン・オブジェ視察旅行があります。今回はロンシャンの礼拝堂 日帰り見学を含み チャリティーイベントの為の買付も目的にしております。受付も始まります。お早目にお申込みください。
→「Maison & Objet 視察&ロンシャンの礼拝堂見学&チャリテー用買付けツアー」ご案内へ
新しい会員の方達は積極的に会に参加して頂いております。感謝しております。これからも会員が増え 会が益々活発に 楽しい 有意義な会になるよう願っております。
角田嘉代子
Japan Chapter President
From President(2011.10.1)
台風12号、15号と次々に襲ってきた自然の猛威 震災の後の被災地の事が気がかりです。 急に涼しくなり体は楽になりました。実りの秋、食欲の秋、文化の秋 大いに活動しましょう。
9月28日には今年度最初のセミナーを開催いたしました。Alex Kerr氏をお迎えし、F.L.Wright設計の自由学園の「明日館」という素晴らしい空間で 155人の参加者が皆 心を撃たれ 楽しい夕べを過ごしました。Alexさんは具体的な写真で いかに現代の日本が「文化」と言われる「もの」に汚染され 昔の本来の美しさを失っているかを見せて下さり そしてまだまだ残っている 本当の美しい日本 まだこんな所が残っているのだと思うような すばらしい 懐かしい風景、家を見せて下さいました。レクチャー後は参加者との交流会があり 参加者の中でご自分も千葉の御実家 築180年の茅葺の家を再建したばかりだという方が写真を見せて歓談したり、大いに日本の美しい文化について語り合いました。日本人として誇りをもって 日本古来の美しい文化を守らなければいけないな、身近な身の回りに目を向けて 変えていかなければ・・・日本の政府も目覚めて欲しいと思います。
10月11日の月例会(偶数月は第2火曜日)は三井ホームリモデリング(株)の一級建築士 篠原道子氏に「マンションリフォームの極意」というミニセミナーをして頂きます。(詳細はこちらへ )
実際の仕事の進め方、すばらしい施工例の写真を見ながらの充実した内容です。セミナーの後、企業メンバーのテシード様のショールームに移動して 江面社長から今ホットな話題をワインを飲みながら聞きましょう。詳細はイベント情報から。お早目の申し込みを。
11月9日の月例会(奇数月は第2水曜日)の内容も決まっています。スケジュールを見てください。
嬉しいご報告です。新しいProfessional Member 五十嵐琉美さんが入会して下さいました。Welcome to IIDA Japan Chapter!! これから楽しく、有意義な活動を一緒にして行きましょう。五十嵐さんを御紹介します。→ 紹介ページへ
アンテナを伸ばして大いに情報をキャッチし 実り多い活動をいたしましょう。
角田嘉代子
Japan Chapter President
From President(2011.9.1)
先日TVで 砂場で遊んでいる子供が「地球温暖化」という言葉を口にしていましたが 地球がこのまま行くと燃え尽きてしまうのではないか・・・と心配になるような今年の夏 体温より高い日中の気温 節電 そして原発・・・そんな中 皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
7月20日の総会にて 今年度のプレジデントをお引き受けし 新しいボードメンバー 前年度から残って下さったボードと理事の方々の協力を得て 決心も新たにスタートいたしました。(→新ボード紹介)
12年前にプレジデントだった時も本部と交渉して この日本支部を確立した覚えがありますが 今年度も又そのような、色々と開拓していく年になりそうです。一番の目標はメンバーを増やす事です。12年前に比べ 半分以下になってしまったメンバー数を何とか倍にしたいと思います。その為には会を活性化し 楽しい会、参加したい会にしていかなければなりません。
メンバーが親しく交流を持てるように 毎月決めて月例会を開きます。(→月例会について)毎月第2週の火曜日か水曜日の夜(偶数月が火、奇数月が水)予定を空けておいてください。気張らない ミニセミナーを聞き ワインでも飲みながら情報交換をしましょう。
3ヶ月に一回はForumを開きます。一回目は9月28日です。Frank Lloyd Wright 設計の重要文化財「明日館」のすばらしい講堂で Alex Kerr氏の講演です。 我が国、このすばらしい日本の文化を大切にし 海外にも発信していきたいという IIDA Japan Chapterの永遠のテーマにピッタリのレクチャーです。(→9月28日Forumと年間スケジュール)
インターナショナルというこの会の特徴も大事にしたいと思います。今 アジアが元気です。上海、北京、香港、シンガポール、KLなどのデザイナー達と何か一緒にできないか・・・情報交換、交流ができないか・・・Facebook を通して世界に発信して行きたい・・そんな熱い思いを今年度のボードは持っています。(→Facebook)
そして3.11のあの恐ろしい自然の猛威 被災地へのサポートを続けて行きたいと思っています。私達のメンバー二人が仙台在住です。現地の生の声を聞き、直接できること、「私達デザイナーができることは?」をテーマに サポートしていきたいと思います。
会員 そしてこれから会員になって下さる方達のご協力なくしてはできない事ばかりです。 皆様 どうぞよろしくお願い致します。
Japan Chapter President/ 角田嘉代子
From President(2011.8.1)
葉月八月・・迷走した台風6号が過ぎたあとの東京は、いくらか凌ぎ やすいお天気が続いております。
(この原稿を書いておりますのは7月24日です)皆様にはお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。
今月はお盆を迎えます。各地でしきたりは違いますが、ご先祖様をお迎えし、新しい御霊を偲ぶとき・・新たな悲しみがこみ上げます。今年は特に日本中が深い大きな悲しみに包まれる事でしょう。
大震災で犠牲になられた多くの方々を想い 合掌
7月20日に大震災復興為のチャリティイベントを開催致しました。「私達も何かをしたい!しなければ!」というみんなの熱い思いがこの企画を実現するきっかけになりました。長い時間をかけてみんなで準備をしてきました。
仕事の合間に時間を作っての作業は辛い時もありました。その思いが大勢の方々の心を動かし、お陰さまで参加者は100名を超えました。当日は台風6号が東京を直撃するニュース・・にもかかわらず、奇跡的なお天気の回復に、思わずみんなで「神様ありがとう!」
今回の主旨に皆様ご賛同頂き、ゴスペルのAYA&KENさんご夫妻、司会の成澤さんも、心良くボランティアでお引受け下さいました。会場の国際文化会館も会場費を無料に、お料理、飲みのも割引と、全面的にご協力いただきました。企業メンバーをはじめ、個人メンバーもチャリティセール品を沢山提供して下さいました。お陰さまで予定を超える売上げとなりました。ご賛同頂いた義援金とイベント収益金は「桃・柿育英会 東日本大震 災遺児育英資金」にIIDA JAPAN CHAPTERとして285,882円を寄付させて頂きます。(詳しいご報告はこちらをご覧下さい)
ゲストの方々をはじめ、すべての皆様のご協力で大盛会に終了する事が出来ました。全員で大声で歌いました!笑いました!「元気になりました!」ゲストの皆様のお声に、私達も沢山元気を 戴きました! 明日から、みんなで前を向き元気に暮らしましょう!有難うございました。本当に有難うございました。
from President もこれが最後の号となりました。私がプレジデントに就任して1年が経ちました。
いつも、いつも新しい企画を考えて、あっと言う間の一年だったように感じます。至らない私を支えて下さった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。楽しい思い出を沢山作って下さり、有難うございました。皆様、本当にお世話になりました、すべての方に感謝申し上げます。
IIDA Japan Chapter President 高山典子
From President(2011.7.1)
文月七月・・梅雨明けの前から真夏の様な暑さが続いております。
皆様にはお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。
茶道では真夏の室礼にすべて模様替えです。襖は簾に変えて、座布 団も麻素材、目にも感触にもすべて「夏」に変わります。七夕では 「梶の葉」を水指の蓋にし、七夕の趣向を楽しみます。昔、梶の葉に願い事を書いた習わしからと聞いております。祇園祭に因んでお菓子も京都から粽を取寄せます。義山(ガラス)のお道具も夏だけ のもの・・厳しい夏に負けず精一杯楽しむことに致しましょう。
皆様に大変嬉しいお知らせがございます。
先月、この欄でお話しさせていただいたCHICAGO報告です。 IIDA CHICAGO本部でのCLC(Chapter Leader’s Conference)に、私とVice President 寺本女史、窪田女史の三人で参加をして参りました。本部CEOのMs Cheryl 、Ms Monica 、Ms Lisa、各支部すべての方達が私たちを暖かく迎えて下さり大変感激致しました。今回の震災に際して支援して頂いた御礼を申すべく・・寺本さんの英語のスピーチが大変素晴らしく、スタンディングオベ ーションの上、皆さんが涙を流しておりました。(私も不覚にも涙がでました)
その上、Webサイト部門で Chapter Award を受賞致しました! 詳しい事はHPをご覧下さい。
ディナー、朝食、ランチ、Meetig、シカゴ現代美術館でAnnualMeetig、 Cool Gala迄の三日間を、スタッフ各支部の皆さん達と一緒に過ごし大変打ち解けた充実の時間を過ごす事が出来ました。
すべて、今までのJapan Chapterメンバーの方々が長い時間をかけて道筋をつけて下さった結果と感謝いたします。
今月のチャリティイベントに向けて、メンバーの皆様、友人、知人をお誘いいただき、チャリティを成功させましょう!
IIDA Japan Chapter President 高山典子
From President(2011.6.1)
水無月六月・・・大好きな紫陽花の季節になりました。そぼ降る雨が恨めしかった若い頃・・歳を重ねてきたこの頃は、梅雨の雨も心静かに過ごせる気がして、いつしか好きになりました。 オシャレな長靴を奮発したせいもあるかもしれません。皆様にはお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。
茶道では五月中旬より炉から風炉に変わります。 風炉に変わると、掛物はもちろん、お花、お炭、柄杓などお道具がすっかり変わります。茶道をしていて良かった事の一つが季節を何よりも大切にすることです。すべての取り合わせを考えるのは究極のインテリアコーディネートと私は思っております。
さて近年、鉄子に歴女に山ガールと、かつては男性専科だった鉄道、歴史、山の世界で今は女性が闊歩しています。今は当たり前の「女子会」も、長い間男性社会が脈々と築いてきた飲み会の女性版です。 現代女性の経済力がそうゆう活動力に繋がっているのでしょう。 私のキャリアを振り返ると、多数の男性の中に少数の女性が交じる会合が多かったのですが、近頃は状況が逆転しているかんじです。 私の周りでも仕事も全開、趣味もプロ級、子育ても、家事もこなす有能でバイタリティのあるアクティブな女性であふれています。 集まれば、季節の話題に始まり、身体の事、美味しいお店の情報、 料理の話、社会の動きに至るまで有益な話題の多彩さはつきる事が ありません。仕事とはかくあるべし・・と暗黙のルールを切々と感じるおじ様たちの会合よりずっと話題の広がりがあって仕事にも多いに役立っています。
ホテル、飲食店が女子会プランを続々と打ち出すのも女性たちの経済力と口コミパワーの広がりを実感しているからでしょう。 経済復興の春を呼ぶには、女性+経済の「ウーマノミクス」にもっと本腰を入れていく事も大切なことだと思います。
毎年Chicagoで開催されるIIDA本部でのCLC(Chapter Leader’s Conference)に私とヴァイスプレジデントの三人で参加する事が急遽決定致しました。
急な事にも関わらず、スピーチの時間を作って下さいましたので、東北大震災に際しては日本への暖かいお心遣いを頂いた事など、お礼を述べて参ります。改めてご報告をさせていただく予定でおります。
7月のチャリティイベントに向けて、皆様、友人、知人をお誘い下さい、IIDAとしてチャリティを成功させましょう!
IIDA Japan Chapter President 高山典子
From President(2011.5.1)
皐月五月・・薫風爽やかな季節になりました。
日毎に芽吹いた葉が伸び、気が付けばどの樹も若い緑の衣装に包ま れています、こうして何があっても不変の営みがあることに今春ほど心深く印象的に思えた年はなかった気がいたします。
皆様お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。
未曾有の震災から、どんどん深刻さを増す原発の事故。
多かれ少なかれ私たちの日常は当たり前でなくなりました。
便利さにドップリとつかり、電気もガスも水も物資も無くなること等考えたこともなく暮らしていました。
あの日以来、街は暗くなりました。思えばいつ頃からデパートの定休日がなくなり、お正月休みもなく24時間営業が当たり前のコンビニやスーパーが開いている国になったのでしょう。今の若い女性には門限がないと聞きます、私たちの娘時代、女性は夜外出するものではないと、うるさく門限を躾けられてきました。昼と夜の境も定かでない明るすぎる世の中をリセットするチャンスなのかもしれません。国民全員が大きな傷を負い、今、私たちに出来ることは・・・と、考えている人々の思いが大きな渦となっています。小さな節電もみんなで行えば大きな力になります。人の力や支えあう心と思いが全国に広がり、痛みを分かち合おうという気持ち、私たちの不便は被災地の方々の困難さを思えばごく小さなことです。他者への思いが更に大きな支援の輪となってゆく事を祈って・・・。
「IIDAも何かをしたい!」と思い続けています。
今私たちが出来ること、それはまず自粛一方の疲弊している社会を勇気づけ、毎日精一杯元気に仕事に励み、日本を元気にすることだと思います。
7月の総会を「元気な日本へ!」をキーワードにチャリティパーティーを企画いたしました。
HPにご案内が掲載されておりますので御覧になって下さい。会員だけでなく、大勢の方々にお集り頂きたいと色々な構成を考えておりますので、皆様のご意見やアイディアをお待ちしておりますので御協力下さい。
IIDA Japan Chapter President 高山典子
From President(2011.4.1)
東北太平洋地震災害 お見舞い申し上げます。
卯月四月・・・厳しい暑さにも、冬の寒さにも負けず、ようやく桜の季節が訪れましたのに、恐ろしいことが日本を襲いました。ご自身、ご家族、お知り合いに被害はありませんでしたでしょうか。
震災にあわれた方々の、ご苦労ははかりきれません、心よりお見舞い申し上げます。
IIDAのメンバーにもお被災地の方がいらっしゃいますが、お二人 とも無事が確認され安堵いたしました。
時々刻々と入る壮絶なニュース、救助の方々、原発事故では自らの命の危険も顧みず、国民のために死にものぐるいで日夜戦ってくださっている方々、心より感謝と尊敬を申し上げます。
以前この欄で「無縁社会」「真面目な日本人は何処へ行ったのか」と嘆きましたが、日本人はやっぱり優しくて真面目な国民でした!
自らが被災者にも関わらず、お互いを思いやる気持ち、遠慮、感謝の言葉など・・改めて「日本人て素晴らしい!」と自慢をしたくなりました。世界中の人々も賞賛の言葉をかけてくださっています。
復旧にはまだまだ長い時間がかかると思いますが、必ず復興をとげる粘り強い力が日本人にはあります。
「日本は一つ」IIDAとしてもこれから救援活動の輪を広げていきたいと考えております。
皆様の知恵、お力を貸してください!
IIDA Japan Chapter President 高山典子
From President(2011.3.1)
弥生三月・・・沈丁花の蕾は大きく膨らみ、春の兆しは光や風に も感じられて参りました。
冬の間、ほとんど家の中で過ごしていた我が家の愛猫も、庭に出て大きくノビをしています、冬の季語「春隣り」が実感の日々・・お雛様を飾り、もう一年が経ったのか・・相も変わらず月日の早さに驚いております。
皆様にはお変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。
先月『Early bird Meeting』の第1回目が開かれました。朝早い時間にも関わらず10人の方にお集まり頂き、アトランタ支部会員の参加もあり大変活気のある会になりました。「早起きは三文の得」と申しますが、有意義で充実した一日を過ごすことが出来て私自身も大いに満足いたしました。
今月は片岡弁護士をお招きしてのセミナーです、皆様の御参加をお待ちしております。
2月15日には臨時総会を開きました。懸案となっておりましたア メリカ本部との交渉事項、日本支部の組織の明確化等、沢山の問題の数々、理事、会員の方々に忌憚のない貴重なご意見を沢山いただくことができました。
Japan Chapterも来年は30周年を迎えます。「新生IIDA」として、新しい組織、会則等をまとめ、会員の皆様にご報告をさせていただきます。
これからも新しい取り組み等、いろいろ考えて参りますので、大いに期待をしていて下さい。
ボードメンバー一同IIDAの新しい夜明けを感じております。
「全員参加!」がモットーです。会員の皆様、是非セミナーに御参加ください。
皆様にお目にかかれるのを楽しみにしております。
IIDA Japan Chapter President 高山典子
From President(2011.2.1)
寒中お見舞い申し上げます
東京は毎日雲一つない青空。空気は冷たく北風の吹く冬晴れの日々が続いております。小寒から大寒と暦通りの寒さですが、厳寒の地の大雪のニュースを毎日見ると東京は恵まれています。
皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
如月三日は節分です。『一陽来復』立春を迎えるといよいよ新しい年の始まりという実感が湧きます。
少しずつ昼間の日ものびて気が付けば我が家の庭のスノードロップやムスカリもあちこちに芽を出し、春を迎える準備を始めています。ちゃんと季節は巡り、時は進んでゆくのですね。
私は四日、伊勢神宮(正式には神宮)に恒例の新年のご挨拶に伺います。キーンと冷たい清々しい神宮の森の冷気の中で身も心も浄められ、新しい年に向けてのパワーをいただいて参ります。
今月からIIDAは『Early bird Meeting』を始めます。弁護士、医 師、経理士等、毎月異業種のプロを迎えて普段聞けない事や知識と人脈作りをしましょう!少し早起きをしてお仕事前の時間を有意義に使って楽しく勉強をしましょう!
15日には臨時総会を開きます、全会員のご参加をお願いいたします。これからのIIDAの運営について皆さんの意見を伺いたいと存じます。詳しい内容はHPを御覧下さい。
インフルエンザが流行っております、皆様呉々もご自愛下さいませ
IIDA Japan Chapter President 高山典子
From President(2011.1.1)
明けましておめでとうございます
平成二十三年辛卯歳の新しい春を迎える事となりました。皆様方にも、つつがなく初春をお迎えのこととお喜び申し上げます。新しい年の始まりは幾つになっても身の引き締まるおもいです。
新年の茶道ではまず「お稽古初め」が開かれます。これは「初釜」と呼ばれていて外部の方も多く参加して大変にぎやかに行われます。本当の意味でのお正月は「炉開き」なのですが、お稽古初め=初釜では師匠がお茶を点てて皆様に振舞うのがしきたりです。
日本も近年はクリスマスの方がイベント性が強くなりましたが、昔から連綿と続く美しい日本のお正月は茶道には引き継がれていて「結び柳」「飾り炭」等など、それぞれに意味合いがある華やかなお目出度尽くしの飾り付けを致します。我が家も一年に一度、皆おめかしして、お弁当、福引きなどで一日を大いに楽しみます。
IIDAのプレジデントを引き継いだ私も、早4ヶ月を過ぎました。当初、目標にしていた事々は沢山あり、一つ一つを着実に努力をしてきたつもりですが、未だ及ばぬことも多く内心忸怩たる心地でお ります。
就任早々アメリカ本部との思いがけない大きな交渉事が起き、ボード一同大変なストレスとなりました。何とか今期は解決いたしましたが、全て解決というわけではありませんので新年早々より改めて交渉を始めて参ります。
今年も全員参加型の魅力ある企画をいろいろと考えております。まずはオシャレな “New Year Party ” から・・参加して下さい!皆様、IIDAメンバーのメリットを私的にもお仕事にも最大限に利用していただきたいと存じます。皆様からのご意見、ご質問などご連絡をいつもお待ちしております。
“ 2011年も輝きあふれる素晴らしい1年でありますように!”
IIDA Japan Chapter President 高山典子